芦原先生と夜の町を歩いているときでした。「助けてー」という女性
の甲高い声が聞こえてきたので近づいていくと男が殴られていました。
先生がすぐさま視線を送って来て、「レッツゴー」の合図をしました。
その時、何も考えずすぐ飛び出そうとした私を、ちょっと待てと先生
が止めました。
まず、よく見てから行けということでした。周りの状
況はどうか、相手が刃物を持っていないか、仲間はいるか。
先生の「お前ら、やめい!」の声にも男はひるまず、殴リ続けてい
たので、女性はさらに助けを求めてきました。
私は、先生の指示通り、状況に問題がないことを確認して、
行動に移りました。すぐさま相手の後ろから殴っている男の腕をとり、
制圧しました。
芦原先生に、不用意に近づくことの危険性を教えていただいた一件で
した。
ちなみに、良く見ると殴られていた人は、チンピラで、助けを求めて
いた女性はチンピラの彼女だったのでした。そこまでは見抜けなかっ
たな・・・
こんなエピソードを書籍『護身革命』のコラムで、いくつか紹介
してますよ!
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