今日は私の高校時代の話パート2です。
高校時代、私は柔道部でした。前回と同じで出しですが。
ある合宿の朝のことです。
今日はこの川土手を走るぞ!(先生)
何の変てつもないひたすら平坦な土手である。
向こうに見える橋まで走って帰ってこい。ただし10分程度でな!(先生)
たいした距離ではない。私にはそう見えた。
10分もあるのか、朝パラから走るのであるからのんびり行こうと思った。
スタートの合図と同時に、えらく早く走るものもいる。
しかし、私はマイペースで走るいや歩くように走った。
戻ってきた結果は15分かかっていた。
早いものは7分ぐらいで帰ってきたものもいる。
先生いわく、
7分ぐらいで帰って来た者には、大胆さがないと言う。
そして私には慎重さがない大胆すぎると言う。
目測と時間感覚、これほど人により違ってくるのかと思った。
護身においても、逃げるべきか、ここは要求を呑むのか。
常に慎重さと大胆さがつきものだ。
逃げれると思ったがすぐに追いつかれたり、何十年も前に
軽やかに走っていたのに、いざ走ってみたら思うように
走れなかった。
逆に慎重になりすぎて逃げるチャンスを逃してしまった。など
どちらを選んだらよいのか。
誰も判断してくれない。あなた自身が即座に現場で判断しなければ
ならない。でないと生き残れない。(ちょっと大げさですが)
そして一度判断したら、どちらを選んだとしても正しのである。
後悔するのは家に帰ってからでよい!
今日も何か話がまとまらないが、次回も判断力について話を
しましょう。
(思い出)
その先生の道場には『畏天場』の文字が掲げられていた。
天(神)を畏れる場、この道場内では天はいつも見ていますよ
という意味らしい。
これは何も道場だけでないのです。
修業は続く
2009年3月27日金曜日
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