2009年7月16日木曜日

見てないよ!

護身教室に通われている方に、護身を習い始めた理由をちょっと
聞いてみました。

するとその人は、最近、恐そうな人に絡まれしまい、殴られたり蹴られ
たりしたそうです。

その時、知り合いはもちろん回りに人がいたのですが、誰も助けてくれ
なかったと言うのです。

それで、自分の身ぐらい、自分で守らなければと思って習い始めたと
言うのです。


そして、その時の回りの人の行動は不甲斐ないと思ったそうです。


あなたも、もし自分が絡まれたときに、回りの人が誰も助けて
くれなければ、なんて不甲斐ないと思うことでしょう。



でも考えて見てください。逆にあなたの身の回りで、家族以外の人が、
こんな目にあった時に、躊躇なく身体を張って助けますか・・・?

・・・・・。



ということはこれは誰にでも起こりうることなのです。





と言うことで、前置きは関係ありませんが、今日も学生時代の話です。


私は学生時代、空手部だったのですが、となりの学校の空手部に、
黒っぽい服を好み、背は高く、ちょい悪モテそうな顔の同級生が
いました。

彼と何故だか街に出かけたときのことです。

そして何故だか映画館に入ることになったのです。
(デートではありません。念のため!)

中に入ると、「あいつこっち見た。」

「あ、あいつこっち睨んだ。」

としきりに言うのです。

そしてそっちの方をじっと見ているのです。睨んでるのです。

どう考えてもたまたま目があっただけのことです。
でも、彼にはそう。見えないようでした。

目をそらすと負けなようで、ぜったいあいつ睨んだと言うのです。

彼は、良く喧嘩をしていたようなのですが、彼自身は、良く喧嘩に
巻き込まれると言っていました。



大人なあなたはもうおわかりですよね。


彼は、目をそっとはずせば済むことなのに、それをせず自から必要
もないトラブルを起こしていたのです。

そして街を歩いている中、いつも戦闘モードなのです。
彼は、いつ何かあっても良いように遺書を残しているような男だった
のです。(学生なのに! 今は大人になっていると思いますが)


そして、「照尾と街にでるとすごく安心だ!」と言うのです。

「なにかあっても、すぐ闘えるからね!」と。


こちらは、一緒にいる方が安心ではないのだが・・・・・・。


今回のPOINT
1.目が合っただけで睨んだと思う人がいる。(目をそっとはずす。)
2.じっと見ていると、意味のないトラブルの原因になることもある。
3.良く喧嘩に巻き込まれるという人は、自分で起こしている。かも!
4.街には戦闘モードな人がたまにいるということ。(近づくな!)


ちなみに見に行った映画は、何かの空手映画だった気がするけど・・・
内容は何も覚えていないのでつまらなかったのかな・・
(極真○○○とかだったような?)


修業は続く!

0 件のコメント: