さて、基本的にここでは、昔あった私の先生や先輩方等との
体験を元に、護身に関係する知恵を紹介しています。
今回は、ちょっと視点を変えて、最近あった異種格闘技?の話をしたい
と思います。
もしかして猪木対アリなんて想像した方かなり古いですよ。
それでは話を進めましょう。変な期待は、しないでくださいね。
実は以前、友人のプロサッカー選手の吉田康弘さんがご縁あって山口で
サッカー指導をしていただいたことがありました。
実際の指導は私ではなくて、市内の少年サッカーチームの子ども達
だったのですが、ずいぶん得るものがありました。
--プロフィール----------------------------------------------
吉田選手は、Jリーグ開幕と同時に鹿島アントラーズに入団。ジーコの
後継者として、高い評価を得る。その後、清水エスパルス、
サンフレッチェ広島に移籍。ポルトガル、ブラジルでのテストを経て、
清水エスパルスに移籍後、昨シーズンで退団。今期もプロサッカー選手
として活躍する予定。
(著書)夢をかなえる成功トレーニング サッカー本調子
---------------------------------------------------------
その時の練習内容は、数パターンのパスワークを何度も何度も繰り返す
もので、細かいところは秘密ですが、その中に、自分と相手そして
ボールさらに敵とのポジショニング、間合い、タイミング、角度、強弱
をつかむものがすべて込められていました。
(秘密と言ったのは私がサッカーを理解していないので説明できないと
いうことですので、追求しないでください)
この基本を繰り返し練習することで、さまざまな局面でも対応できる
ようになるとのことでした。
特に、体の小さな日本人は、このパスワークができればどんな相手でも
海外の大きな相手でも恐く(取られない)なくなる。確率の低い
ドリブルで無理に抜きに行くことはなく、間があればドリブルで詰め、
間合いが詰まればパス、この繰り返しが重要だそうです。
イメージからすると意外ですがブラジル代表のジーコもドリブルは
詰めるもので抜くものではなくパスを重視していたそうです。
護身において考えてみても、大きな相手に無理して正面からぶつかり
合うのではなく、いかにサイドに回込む(パスする)かがとても大切
なのです。体格に勝る相手に対抗するには、それなりに頭を捻った
練習が必要ということだと思います。
吉田選手自身、172cm70kgとJリーガーとして体格はかなり
小さく、それでも14年間大きな怪我なくJ1でやってこれたのも
的確なパスという武器を持っていたからで、そういう闘い方を
日ごろの練習でコツコツとやってこられたからのです。
ところで芦原先生も球技は、あまり上手くなかったようで、以前
「照尾おまえ球技得意か。」と聞かれ
「押忍!苦手です。」と答えると、
「格闘技のできるやっは球技がへたなやつ多いよな。」とおしゃってた
のを思い出しました。
今回は、サッカーの神様ジーコの弟子と空手の神様芦原先生の弟子
とのエピソードでした。
修業は続く!!
2009年6月19日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿