2009年6月19日金曜日

ジーコと私の先生

さて、基本的にここでは、昔あった私の先生や先輩方等との
体験を元に、護身に関係する知恵を紹介しています。


今回は、ちょっと視点を変えて、最近あった異種格闘技?の話をしたい
と思います。
もしかして猪木対アリなんて想像した方かなり古いですよ。

それでは話を進めましょう。変な期待は、しないでくださいね。



実は以前、友人のプロサッカー選手の吉田康弘さんがご縁あって山口で
サッカー指導をしていただいたことがありました。

実際の指導は私ではなくて、市内の少年サッカーチームの子ども達
だったのですが、ずいぶん得るものがありました。


--プロフィール----------------------------------------------
吉田選手は、Jリーグ開幕と同時に鹿島アントラーズに入団。ジーコの
後継者として、高い評価を得る。その後、清水エスパルス、
サンフレッチェ広島に移籍。ポルトガル、ブラジルでのテストを経て、
清水エスパルスに移籍後、昨シーズンで退団。今期もプロサッカー選手
として活躍する予定。

(著書)夢をかなえる成功トレーニング サッカー本調子
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その時の練習内容は、数パターンのパスワークを何度も何度も繰り返す
もので、細かいところは秘密ですが、その中に、自分と相手そして
ボールさらに敵とのポジショニング、間合い、タイミング、角度、強弱
をつかむものがすべて込められていました。

(秘密と言ったのは私がサッカーを理解していないので説明できないと
いうことですので、追求しないでください)

この基本を繰り返し練習することで、さまざまな局面でも対応できる
ようになるとのことでした。

特に、体の小さな日本人は、このパスワークができればどんな相手でも
海外の大きな相手でも恐く(取られない)なくなる。確率の低い
ドリブルで無理に抜きに行くことはなく、間があればドリブルで詰め、
間合いが詰まればパス、この繰り返しが重要だそうです。

イメージからすると意外ですがブラジル代表のジーコもドリブルは
詰めるもので抜くものではなくパスを重視していたそうです。



護身において考えてみても、大きな相手に無理して正面からぶつかり
合うのではなく、いかにサイドに回込む(パスする)かがとても大切
なのです。体格に勝る相手に対抗するには、それなりに頭を捻った
練習が必要ということだと思います。


吉田選手自身、172cm70kgとJリーガーとして体格はかなり
小さく、それでも14年間大きな怪我なくJ1でやってこれたのも
的確なパスという武器を持っていたからで、そういう闘い方を
日ごろの練習でコツコツとやってこられたからのです。



ところで芦原先生も球技は、あまり上手くなかったようで、以前

「照尾おまえ球技得意か。」と聞かれ

「押忍!苦手です。」と答えると、

「格闘技のできるやっは球技がへたなやつ多いよな。」とおしゃってた
のを思い出しました。


今回は、サッカーの神様ジーコの弟子と空手の神様芦原先生の弟子
とのエピソードでした。



修業は続く!!

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