2009年6月12日金曜日

心の動揺

ブンブン、ビュー、ブンブン、ビュー!!


ブンブン、ビュー、ブンブン、ビュー、ブンブン、ビュー!!


ブンブン、ビュー、ブンブン、ビュー、ブンブン、ビュー、ブンブン!!

ここは小平のとある訓練所だ!
真夏の暑い道場の中で、30名程の屈強な男達が真剣に見つめている。
何の訓練所だと思いますか?

そうそこは、国防に関わる訓練所です。中でもそこは指導者を育てる
訓練所でした。

まどろこしい言い方ですが想像はつくでしょう。

かなり昔の話なのですが、そこでバトンを使った訓練の指導を芦原先生
と伴に行ったのでした。

その内容はシークレットなのですが、今日は、その後の話をしましょう。


訓練が終わり都内のホテルにて、

「何やってるんだ!なんで萎縮してるんだ」
「いつもどおりでやれ!」と先生の激が飛ぶ

それは同じくこの日のため上京してきた超ベテランの先輩に向けて
でした。訓練所で私と二人でバトンを振ったのですが、その時、先輩は
バトンを落とさないように慎重になっていました。

少し萎縮した原因は、正義感が強ければ強いほど上手くやらなくては
と思い、また勝手の上司でもあるお偉いさんの前だったからです。
(その先輩は、普段完璧だったのに)

その時のビデオ見ながら、バトンを振っている二人の表情はあきらかに
違っていた。

アホな私は飄々とやっていました。

先生が、一瞬、褒めかけそうになった次の瞬間でした
「照尾、何だお前は、振りが軽いんだよ」と激が・・今度は私に!

その時私は技術的にうまく体使えていなかったのです。

心の動揺はなかったのですが、その時の持っていた技術以上は出て
なかったようです。あたりまえか。


いきなりまとめに入りますが、
日ごろの技術的練習も大切です。
さらに、状況によっては100%普段の力が出せないこともあることを
頭の隙に置いて判断することも大切ですね。


修業は続く!

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